kaoru’s blog

ドイツでサッカーをプレーしてる20歳。

「俺を突き動かすもの」

 

悔しすぎた

 

屈辱だった

 

人生で初めてここまでの悔しさを味わった

 

昨日の3部とのカップ戦ベスト8の試合で試合に出ることが出来なかった。

 

コンデションもかなりいいし出れば結果を出せた自信しか無かった。

 

だが監督のよく分からない采配でリーグ戦に一度も出たことのないような選手をいきなり俺のポジションで先発させてきた。

 

後半残り20分くらいまで1-1で進んで延長も考えた上でアップをさせられてた矢先にセンターバックの怪我で残りの1枠を持ってかれて俺の試合は終わった。

 

運もなかった。

 

でも世界で活躍してるやつらはどこかしらのタイミングで運を味方にしている、それをたぐり寄せることが出来なかったのも俺の実力なんだと思う。

 

 

考えてみたら今までのサッカー人生でチームとして負けて悔しいと思ったことがまずほとんどない。

 

逆にチームが勝っても自分が楽しめてなかったり、個人で勝てなかった時は全く嬉しくない。

 

チームが負けても本気でサッカーを楽しめた時は負けより楽しさや嬉しさがほとんどの感情を占めてた。

 

今までただの練習でも個人で負けると毎回死にたいくらい悔しい思いをしてきた。

 

だから俺の中ではチームとしての戦術や采配でもなんだろうとスタメンで試合に出れない時点で個人として負けてるってこと。

 

だから基本スタメンじゃない試合はもう試合前から悔しい気持ちが滲み出てきていつもイライラしてる。

 

多分相当自己中なんだとおもう。

 

だから昨日の試合に出れなかったという現実がかなりキツかった。

 

この試合の為にプレシーズンマッチで誰よりも点を取ってきたし、自分を表現してきた。

 

だから二月の次点でもうチームから来シーズンの契約更新のオファーを貰っていた。

 

それは個人として評価されているっていうことだしかなりの期待も感じてた。

 

それなのにいきなり何もしてないやつを先発で使ってこられたりしたら「じゃあ何をすればいいんだ?」

って気持ちにもなる。

 

だけどいつも誰にも負けたくないって気持ちがどんな状況に陥っても俺を突き動かしてるんだと思う。

 

昨日の試合のあと悔しくて気付いたら泣いてた。

「お前はまだ若いんだから」とか「アクシデントがあったからしょうがない」とか「お前なら上へ行くチャンスはいくらでもある」などスポーツディレクターやチームメイト、コーチが皆して声をかけてくれた。

まじでみっともなかった。

恥ずかしかったし情けなかった。

 

けど自分の弱さに久しぶりに正面から向き合えた。

 

自分の気持ちに素直になることの大切さと自分の感情に嘘をつかないこと。

 

自分に素直にこれから向き合っていこうと思う。

 

そしてトップレベルまで登り詰めるには小さなチャンスをものにして、またさらにものにして、その繰り返しで登りつめるしかないとおもう。近道も遠回りもないと思う。

 

今の状況で自分の力で少ないチャンスでもものに出来たやつが這い上がれる世界にいることは承知している。

 

だからこれから先も誰にも負けないように立ち向かい続けるしかない。

 

まだまだチャンスはあるしあとは這い上がるだけ。

 


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